沖縄旅行の際に首里城で食べた新垣カミ菓子店のちんすこうがとても美味しかったので、お土産に買って帰ることに。
ところが、“新垣”というキーワードしか覚えていなかったため、間違えて2度も“新垣”違いのちんすこうを購入してしまうというミスを犯してしまいました。
国際通りのとあるお土産屋さんで購入した正解の新垣カミ菓子店のちんすこうを含め、最終的に以下の3種類のちんすこうを購入しました。
3つとも美味しかったし、まあいいか。
「“新垣”がつくちんすこう屋さんがこんなにあるなんて、沖縄ってよっぽど新垣という苗字が多いのか?」と思っていたら、こちらのサイトによると、3軒ともご兄弟だそうです。
リンク先に3件の説明が記載されていたので、購入したちんすこうと合わせて紹介させていただきます。
その1:本家 新垣菓子店
本家新垣菓子店:直系の本家です。全工程が手作りのため生産量が少なく入手しにくいです。
首里赤平町のお店の他、那覇と首里のりゅうぼう(デパート)、首里の都ホテルで販売。
こだわる方は首里赤平のお店へ行ってみるのもよい方法です。
最初に購入したのが、首里城近くにあるこちらのお店のちんすこうです。
小さな町のお菓子屋さんという雰囲気のお店だったのですが、家族だけで手作りでやっているお店で尚且つ有名店なせいか、このちんすこうがラス1だったみたいです。
サイドのギザギザが無いのが特徴的です。
しとりとしていて甘さは強めなのですが、ラード臭さが無かったのでくどい感じはありませんでした。
3種対の中で1番入手が難しいとは思うのですが、それに見合う美味しさだと思います。
観光ルートに首里城がある人や、美味しければ入手に手間が掛かってもOKと言う人にお勧めです。
その2:有限会社新垣菓子店
有限会社新垣菓子店:今のちんすこうの形を決めたのがここ。周りのぎざぎざはアメリカ軍が使っていたクッキーの型を利用したもので、今も多くのちんすこうはこの形を継承しています。生産は全自動で量産体制。直営店が4店舗あり、首里の寒川店と当蔵店、国際通りの牧志店と松尾店。他にも店舗があります。
1口かじった瞬間、「あ、どこかで食べたことのある味だ!」と思いました。
那覇空港からドンキホーテまであらゆるお店で売られていたので、実際どこかで食べたことがあるのかもしれません。
サブレのような親しみやすい食感でした。
わざわざ入手困難なちんすこうを買いに行く時間は無いけれど、それを理由に味で妥協したくないという人にはお勧めです。
その3:新垣カミ菓子店
新垣カミ菓子店:カミは嫁いできたお嫁さんです。尚順男爵の娘さんの子守として奉公していたとき、尚家ご用達の新垣菓子店にお菓子を買いに来ていたのが縁で嫁いだそうです。
「昔からの味は絶対に変えてはいけない」とすべて手作りで生産。首里城公園内の直売店で販売しています。菓子工場は本家新垣菓子店の裏にありますが、直接販売はしていません。
首里城に行けば食べる機会がありそうです。
首里城で頂いたのはこちらのちんすこうでした。
素敵な庭園を眺めながら食べたから美味しかったというのもあったかもしれませんが、家で食べてもやっぱり美味しかったです。
サクサクとした食感ながらパサつきが無く、お茶との相性も最高です。
「パサパサするから」という理由でちんすこうが嫌いな人がいるなら、是非1度こちらのちんすこうを食べてみて欲しいです。
美味しいちんすこうは本当に美味しい
ちんすこうは決して嫌いではないけれど、積極的に食べる程の好物ではありませんでした。
今回、美味しいちんすこうに1度に3種類も出会えたことで“お土産でよく貰う地味なお菓子”という印象が覆されました。
ウニやイクラが嫌いな人に「本当に美味しいのを食べたことがないからだよ」と言うと嫌がられますが、今の私はちんすこうが嫌いな人に同じことをしてしまいそうです。
お勧めアイテム
首里城で売っているちんすこうはこちらです。
通販でも買えるのですが、沖縄からの発送なので関東への送料が高いです。
こちらが一番入手しやすいちんすこうです。
那覇市内のほとんどのお土産屋さんで購入できると思われます。
私も全く同じで、同じ事して食べ比べました。平和通りのお菓子店のも併せて食べ比べました。個人的には塩味より普通のが好きです。ポルトガルやスペインにもそっくりのお菓子がありクリスマスに食べますよ。
同じ食べ比べをした方が嬉しいです!
スペインやポルトガルはシンプルな焼き菓子が美味しいイメージでなのですが、ちんすこう的なお菓子もあるんですね。気になります。