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震災から1年

震災から1年


IMG_4546 / OKAMOTOAtusi

2011年3月11日。
私はいつものように会社で仕事をしていました。
地震大国と呼ばれる日本で暮らしていれば、仕事中に揺れを感じるのは珍しいことではありません。
なので、最初に揺れた時には“あーまたか。でも今回はでかいな”ぐらいにしか思わなかったのですが、次第に揺れが激しくなり、“これはいつもの地震じゃない”と気づいた頃にはモニターやキーボードが机から落下していました。

ほどなくして“震源地宮城だってー”という声がどこからともなく聞こえて来ました。
幼少期のほとんどを仙台市内で過ごしてきた私に取って、その瞬間は生きた心地がしませんでした。
東北地方に住む友人の安否は気になるものの、迂闊に連絡を取って相手の携帯の充電を消耗させてしまったり、回線を混雑させてしまうことを恐れて、為す術がありませんでした。
結局、直接連絡をくれたり、共通の友人が一括して安否を確認した結果を報告してくれたお陰で、数日中にほとんどの友人の無事を知ることができました。
しかし、例え自分の周囲の人達が無事だったとしても、あの日多くの命が失われたことに変わりはありません。

あれから1年という歳月が流れ、テレビでACのCMを目にすることは殆どなくなり、都心では震災直後とは比べ物にならない程食料や日用品が手に入りやすくなりました。
今の私は震災前と変わらない暮らしを取り戻しています。
しかし、それは私の住んでいたのがたまたま地域少ない地域だったからに過ぎません。
震災関連のニュースを目にする度に、日本全体では“前より少しマシ”という程度の復興しか遂げられていないのかも知れないと感じます。
そのことを思うと、まだまだあの日のことが過去のこととは思えません。

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